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地盤保証について

地盤保証について

こんにちは。

今回は新築住宅を建てる時に必ず加入される地盤保証について、お話したいと思います。

 

新築住宅を建てる場合、今は地盤保証を付ける事が当たり前になっていますが、少し注意が必要です。と言うのも保証の対象になるのは5/1000以上の傾きに対してと謳っている保証会社が多いからです。分かり易く言うと10mの距離で5㎝以上の傾きが無いと保証されないと言うことです。

傾いた建物の修復を多く行って来た立場から言いますと、建物に2/1000~3/1000くらいの傾きが発生すると壁にひび割れ(クラック)が入ったり、建具に歪みが生じたり、場合によっては基礎にも亀裂が発生する場合があります。

地盤保証が付いているから保証が使えるのでは?と思われた方もいらっしゃると思いますが、地盤保証は5/1000以上の傾きでないと保証を受けることができません。そのため、その基準に達していないものについては自己負担で修復するか、傾いたまま住み続けるしかありません。(酷い話ですが)

そのまま放置し、修復をせず傾いた住宅で長期間生活をしていると、疲労感を感じたり、めまいを引き起こしたり、身体にも影響を与える場合もあります。(※個人差があります。)また、耐震性にも影響を与える可能性が有ります。

そうならないように保証の中身を確認することも大事ですが、傾きの原因となる地盤にしっかり目を向け、地盤補強することが大事だと考えます。

地盤保証について

地震や水害などで、多くの住宅が沈下したり倒壊している中、被害が比較的小さい住宅をニュースなどで見られたことはないでしょうか?それは適切な地盤調査・地盤診断を基に、しっかりと地盤補強を行った結果です。費用はかかってしまいますが、地盤補強工事を行うことで万が一の出来事などから大切な財産を守る事が出来ます。

本来、絶対に傾かない家を建てる事が我々の使命で有り責任です。
多くの沈下事故現場を見た上から不同沈下防止には地盤補強工事をする事が大切です。

数十年間暮す大切な住まいです。地盤保証付きという言葉に惑わされる事無く、賢明な判断をしましょう。

 

当社は、これまで様々な地盤補強工事・沈下建物修復工事・地盤調査を行ってまいりました。ただ住宅を建てるだけでなく、そういった地盤や耐震性などの目に見えないけど重要な部分を軽視する事なく、プロの目で新築住宅の設計・施工、ご提案を行っています。

吹田市で新築住宅・注文住宅をお考えならジーテックジャパンへ、ご相談ください。

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